青森の味噌・醤油
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甲文醤油合名会社
 特色のある醤油をつくりたい

 明治30(1898)年ごろ、初代が八戸市二十八日町に味噌醤油蔵を興しましたが、大正13(1924)年の大火で焼失、市内下組町(現在の柏崎)に移転して現在に至っています。昭和11(1936)年の品評会で優秀賞を受賞。このときの杜氏に教わった3代目が、息子の4代目とともに仕込みを行っています。

陶製の樽

 味噌は全国各地でそれぞれ特色がありますが、醤油はそれほど大きな差はありません。そこで何か特徴のあるものを造れないかと模索しながら続けてきました。

 例えば「紫」と名付けた二度仕込みの醤油があります。これは一度できた醤油をもう一度発酵させて造るもので、2度目は塩水の代わりに醤油を使って仕込みます。2度目の発酵をさせるのが難しく、構想から15年かかって、やっと製品として出せるものになりました。原料も手間も2倍かかりますが、濃厚で麹の甘みと香りが生きたいい醤油が造れたと思っています。

 四代目のこだわり

職人の技を受け継いで、南部の味を守る

 スーパーなどには卸していないので、うちは個人のお客さまが主体です。値下げ競争に参加するつもりはありません。真面目に醸造した確かな品質の食品をお届けするよう心がけているからです。

社長顔写真

 大豆は地元の上十三(上北・十和田・三沢)地区で穫れたものだけを使っています。この地域は昼夜の寒暖の差があって、豆に甘味があり、味噌や醤油に向いているんですね。輸入物に較べて割高ですが、大手のメーカーに対抗できるのは価格ではなく味だと思っていますから。

 味噌は米こうじの割合を抑えて豆の風味を生かし、昔から南部に伝わる味にこだわっています。この地域では刺身などに甘口の醤油が好まれていますので、それにあった醤油を造っています。また、他所との違いを出そうということで、再仕込み醤油も醸造しています。

 昔は味噌醤油造りにも、酒と同じく、杜氏がいましてね。昭和11年に鑑評会で優秀賞を取ったときの杜氏は、66年勤め、85歳で退職されたのですが、明治気質の頑固で怖い印象の人でした。父がこの人に教わりました。その職人の技を継いでいきたいと思っています。勉強しながら昔の味を守っています。

(4代目:山田 英嗣)  写真は代表(3代目)山田饒 

一押し商品

本醸造 再仕込み醤油 紫

 塩水の代わりに醤油を使って仕込んだ、濃厚な味わい。刺身や豆腐料理に。

白文 甘口醤油

 甘味があって淡い色の醤油。烏賊の刺身に最適。

南部特産 寿みそ

 にぼしだしの味噌汁がうまい味噌。

商品ラインナップ
会社概要
住 所〒031-0081 八戸市柏崎4-14-30
電 話0178-22-0534
創 業明治30年
代表者山田 饒
主な製品醤油、味噌、こうじ、甘づけの素、あまさけ
商 標亀甲寿 (キッコージュ)
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